ブランクーシ
ブランクーシを知ったのは南仏のギャラリスト、ジャンマルクティルケの家で本を見ている時であった。
敬愛するジャンマルクティルケはとても魅力的で大好きな人なので、また紹介したいと思う。
偶然、必然にもその作品集を手にとって見ると
ぐぐーっとその作品に引き込まれてしまった。
なんせ
美しい。
アートの世界は今は広く色々なジャンルや説明があるが。本来、美しいという感覚に説明なんかはいらない。
ほとんどの価値は価値づけられている中でやっぱり美しいモノは美しい。
きっと何百、何千年か経って土から掘り出されても掘り出した人は何かしらの美しさを感じるだろう。
そんな作品。
何か数学的な香りのする
日本の組み木的な算学的なの使い方ではなく
スマートな数式って感じの
ピカソが私の絵を本当に理解出来るのは数学者である っといっていた。 よいものというのは数学的バランスは必然でそれは調和である。
後、ブランクーシには台も作品のうちで、台と立体は一つだというコトを教えられた。
2017年1月にパリに行った時に、そのブランクーシのアトリエを見るコトが出来た。
ポンピドゥーセンターの付属みたいな感じなのだが、ボクにとってはこっちがメインだった(笑)
アトリエを見るコトが出来て感動!
あ〜こんな道具で。
とか
あの滑車を使ったのか〜
っとか色んな思考錯誤を感じられる。アトリエとは生のアーティストが垣間見れるところ。
美しいものってね。厳しい。
そのフォルムを作るのがどれだけ厳しいか。
けど、出来てるものをみるとその厳しさが全く感じられないんだよね。愛しか感じられなくて。
美しいものは愛が溢れてて厳しくて♪
色々なものに通じる。
そんな事象。